2014年01月27日

自然栽培の勉強会に行ってきました。

金土日で行われた自然栽培の勉強会に行ってきました!
販売の予定などがあり1日目だけでしたが、新規就農の方やおなじみの仲間たちと
いろんなお話が出来てとっても楽しい時間が過ごせました。
全国で少しずつですが広まっていってるのが感じられてとても嬉しかったです。

自然栽培の勉強会に行ってきました。
自然栽培の勉強会に行ってきました。
80人ほどの自然栽培(ここでの定義は無農薬無肥料栽培)の農家さんや自然食品店などの小売業さん、飲食店などで実際にお客様に農家の想いと商品を届けてくれる方々、それぞれのこだわりや信念を持って最前線で頑張っている人たちが集まります。
勉強会に行くとそれぞれの1年の試行錯誤やアイディアを聞いたり、自然の中で・人と人の間で・感じた想い・失敗談・成功談、などなどいろいろなお話がでます。
そのなかでやっぱり「愛」「みんな違ってみんな良い」というキーワードがよく聞こえてきました。

「雑草」も「害虫」も人が勝手に区別したくてできた言葉ですが、自然界にはそんなものありません。
人にとっては邪魔だな、と思うようなものでも知らないところでそれが凄い役割をもっていて驚かされます。
それぞれにそれぞれの役割があり、どれか一つでも欠けてはいけません。
それがあるから奇跡のような今の自然や地球があるんだなぁ!と思うといちいち感動してしまいます(笑)
何千年も前からずっとずっと人と自然はお互いを助け合って、遺伝子を受け継いできた結晶が今の私達なんだなぁ、というのを科学的な部分からも教えていただきました。奪うだけ奪って消耗品にしたくないですね。

「もっとおいしいものを」「いっぱい」「やすく」「簡単に」というような人間の欲は簡単にバランスを崩しちゃいます。
人の体は結局食べ物で出来てます。私たちの場合はお茶を作っていますが、お茶の木が頑張って根を張って太陽の光をいっぱい浴びようと枝を、葉を伸ばしているのをいただいています。
1年かけて頑張って生きているものを少し分けてもらっています。
そこにちゃんと感謝して、「ありがとう」「いただきます」という気持ちを大事に大事にしていきたいですね。
私たち農家はお茶の葉を作ることは出来ませんが、少しでもストレスを少なく、愛をいっぱいこめて、自然のバランスの邪魔にならない程度にお手伝いさせてもらっています。
自然栽培のお茶も有機栽培のお茶も畑によって手助けする方法は違いますが、毎年同じ畑でも少し違った味を楽しませてくれます。自然栽培のお茶など、数年前に比べると優しい甘さが増えた気がします。
一つの商品にするには難しいですが、楽しくもあります(笑)

栽培方法も大切ですが、言葉が一人歩きしないように、みんなで初心を振り返る機会にもなっているような気がします。
いろんな人がいて、いろんな方法がある。それでいいんだよ。って大きな愛に包まれている気がします。
地球にもお茶の木にも金谷の町にも富士山にも飲んでくれる人にも大切な仲間たちにも、みんなみんなありがとう!



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Posted by 善光園@女子部 at 15:24│Comments(0)善光園のこだわり日々のこと
 
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